生活のトラブル 鍵の困った話

鍵のトラブル、一度も見舞われない運のいいかたもいるであろうが、大半の人は一度は遭遇する事ではないだろうか。
鍵の最も困るトラブルでいえば「紛失する」ことだろう。鍵がなければ扉を開ける事も、車やバイクを動かすことも出来ない完全なる手詰まりである。幸いにスペアキーがあれば事足りるが、鍵をなくす場面は屋外やスペアキーがすぐに手に入らない場所であることも多い。こんな時に一つ注意する事と言えば、鍵穴は壊さない事である。固いもので壊してしまえばと思う所ではあるが、扉に傷をつけたり歪ませたりすると、かえって高い費用がかかることであろう。賃貸などはもってのほか、車やバイクは壊したところで動かすことは出来ない。また最近は防犯性の高い鍵が多いので、壊すことも出来ない場合もある。扉の交換代金・窓ガラスの交換代金を考えると、どこかに宿泊するなり時間をかけるなりしてスペアキーを手に入れよう。そんな時間はない、スペアキーはそもそもない、そういった時は専門家に依頼する事で多少費用はかかるが、鍵を壊さずに鍵開けをするなり、必要なら交換も対応してくれるしなにより自分の手間が省けることだろう。
次のトラブルは「故障」である。不調と故障は異なる。鍵の不調というのは、修理できるトラブルである。一時的に埃やゴミ・ネジの緩みなどで開けづらい・閉めにくい・鍵が抜けなくなるなどの不調が起こる事があるがだいたいは修理で直る。次に故障となると、部品の劣化で鍵が開かなくなったり閉まらなくなったりし、閉じ込められる・閉めだされる事がある。こうなると、鍵を開ける必要があるのと鍵を交換する必要が出てくる。そのあたりの見極めは専門家にお任せすることをオススメする。